2018/7/16カフェ・ギャラリーは20:00まで。明日は珍しいサックス登場!
7/16(月)のカフェ・ギャラリーは20:00まで。
明日は珍しいサックス登場!まるで『サックスはじめて物語』です🎷
サックス(正式にはサキソフォン)は、アドルフ・サックス氏により開発された20世紀に誕生した楽器で、特許申請がされているため、楽器では珍しく「誕生日」がある楽器、なのだそうです。
大筒小筒のサックス奏者 井出 慎二さんが演奏で使われるアルトサックスには、ストーリーのあるサックスがあります。
それは、「国産第一号のサックス」たちです。
日本でサックスが国産化されるに至った経緯は、欧米から楽器が購入できない状況、戦争に突入したためです。
そこで、陸軍、海軍、それぞれに日本の職人にサックスを自作させました。
これら国産のサックスが残っていることは、状況を考えればとても貴重と言えます。
戦火を免れ、沈没とともにすることもなく、そして「金属類回収令」に逆らうカタチで平和の世まで残った国産サックス。
その国産サックスをリペアし、楽器として再生して、演奏で使っているミュージシャンは井出 慎二さんだけ、だと思います。
平和であること。
平和であり続けること。
そんな想いと願いも込めながら、井出さんは国産第一号サックスを奏でています。
7月17日(火) 19:30からのライヴで、その音色を聴くことができます。